「聞き流し学習」するなら効果重視でやるべし!

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学習

聞き流し?効果?聞いてりゃできるんだろう?大丈夫だよっ!

聞き流し学習について、こんな意見はよくあると思います。でも、こんなツイートを見かけました。

どちらも聞き流しの話をしています。しかし、後者「さゆり@英検準1級専門コーチ」さんのツイートには大事な部分が書かれています。

気がつきましたか?

毎日単語を100個見る

勉強した(見て、ある程度記憶した)単語を聞き流す=勉強した単語の音声を聞く

実は、聞き流しているだけじゃ無いんです。見て、あらかじめ記憶した上で聞いてます。それを繰り返しているのです。

毎日の繰り返しの効果は絶大で、似たような意味・スペルなどの共通点も分かるようになってきます。

でも、彼女のツイートにも書かれていない大前提があります。それは…

・英検1級という限定的な分野の勉強が基本

・勉強すべき単語は既にまとめられている

・記述式テストの「穴埋め」

彼女の英検の学習方法は完璧です。

でも、学習者が英検を受けるので無ければ、期待した効果が得られないでしょう。

あなたの英語学習、目的は何ですか?

私もまだまだ英語は勉強中です。しかし、英語力0の子どもをカナダの現地校に通わせる中で「なぜ子ども達の口頭英語はこんなにものびたのか?」を教育者の目線で、分析し発信しています。

「聞き流し学習」のイメージを変えよう

もう既にお気づきの通り、「聞き流し学習」はただ、聞き流していいものではありません。

聞き流すだけでよければ、誰でも天才的に話すことが出来ます。

今回紹介した「さゆり@英検準1級専門コーチ」さんが点数をとれるようになったのは、見て+聞いたからです。

その【見て】の部分には「書いて、発音とスペルを確認する作業も含まれる」はずです。

知らない単語は、見て、書いて、発音してみて、聞いて覚える

という流れを、英語を話すこと(慣れること)に着目するのならば

スクリプト(台本)を見て、聞いて、発音して覚える

という学習の流れになるはずではないでしょうか。

あなたの目指す英語はどのような、ものでしょうか?

聞き流し学習で手に入る3つの効果

例えば、聞き流し学習をする目的を、「英語に慣れる」「会話に慣れる」ことします。そして、「聞き流す教材」を『会話』のあるものとします。その場合、手に入る3つの効果は次のようなものです。

聞き流し学習の効果
①話し手のスピードについていける
②リエゾンに慣れるから、聞き逃しにくい
③話せるフレーズが増える

リエゾンliaison)とは、本来は「音がつながること」を意味するフランス語で、「仲介」「橋渡し」「つなぎ」などとも訳される言葉です。  「リエゾン」とは?|人事・労務キーワード集 – インソース

実際に、ウチの子(6歳児)もリエゾンをバンバン使っています。でも、どんなスペルかは知りません。聞いて、まねているうちに「この場面ではこういうんだ!」を定着させていったようです。

このときに、単語の羅列ばかりの音声や、構文ばかりの音声は全く参考になりません。

聞き流し学習の「まねるべき」ポイントと効果

Canva

とにかく、聞き流し学習は、「的をしぼって」学習することで効果があらわれます。

聞き流すなら「まねるべき」ポイントは次の部分です。

・抑揚(声の調子、一息でどこまで話しているか)

・リエゾン 例:I’m going to ~ → I’m gonna (アムガナ)(アイムゴナ)

・相づちのバリエーションを手に入れられる

抑揚がつくと、流暢に話しているような気分になります。それと同時に相手も緊張しません。ボソッ、ボソッっと単語を一つずつ話すと、相手も緊張しながら「こいつ・・・今から何を話すんだ?」と身構えます。

そしてリエゾンに慣れておくと、いちいち聞こえた音を翻訳する必要がないので、心と頭に余裕が生まれます。

さらに、相づちのバリエーションを増やすことができます。会話の場合、3行(3文)でリプライすると無難です。

自然な相づちのバリエーションを増やして、次の会話へとつなげましょう!

おすすめはスラッシュリーディング教材

聞き流し学習におすすめの教材は、スラッシュリーディングの教材です。

なぜ、おすすめするのか。

1.あらかじめ、意味の通じるまとまり毎にスラッシュが入っている

2.再生スピードが変えやすい

3.最初から教材が、教育的に選定されている

4.教育的に作られているので、意味や理解しにくいフレーズに説明が付いたものが多い

友人もよく言っています。

日常会話が学びたいなら「Friends」とか見れば良いよ~。会話に出てくるフレーズがバンバン出てくるから!ウチの夫(カナダ人)も、真似ることはおすすめっていってるよ!

とにかく音に慣れなければ、話せません。

カナダ人に、何度名前を伝えても私の名前は発音出来ません。でも、文字をイメージさせ、似た発音の言葉を教えると一瞬で発音出来るようになります。耳が音に慣れているからです。

スラッシュリーディング教材を視聴するときは、そのキャラクターになったつもりでまねてみましょう。効果は絶大です。

まとめ

聞き流し学習をするなら目的や効果をしっかりと確認しておきましょう。

1.聞き流しのイメージを変えて、音に向き合う

2.音を分解し、どんなフレーズがそう聞こえるのかを正しく理解して、まねる

3.再生スピードを変えることで、英語話者の自然な会話スピードについて行けるようになる

4.教科書には出てこない、自然な相づちが身につく

5.音(抑揚)をまねるので、聞き手がリラックスして聞いてくれる=自分も緊張しない

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