みなさんは英語で何を伝えたいですか?
英語の学習法は一つではありません。それだけに、自分に合った方法出なければ、その戦い(学習)には勝てないとも言えるかもしれません。
伝え方を意識すると上手くいく
これは英語の問題と言うより国語ですね。
例えば『英語の勉強』と『英語で勉強』…そのイメージのちがい
英語の勉強とは、文法でしょうか、単語でしょうか・・・・
英語で勉強とは、「あそこのケーキがね!」「今日見た映画はね!」と英語を使って話す。
この2つのイメージをじーっくり比べてみると明らかに違う事が分かると思います。そうです、後者には相手がいるのです。日記を書く上でも、誰かに英語で何かを伝えたいということを意識するだけで、ずいぶん細かい所まで観察することが出来ます。
「こんなのは言葉遊びだ!!」と言われる人もいるかも知れませんが、前者はいつまでたっても英語がマスター出来ない、過去の私です。
後者は、英語をToolとして使い始めた今の私です。今は例え文法を間違えても英語で伝えることを恐れません。(勉強は頑張ります)
まずは、意識の置き換えがポイントです。
あなたが英語で伝えたいものは何ですか?
私が英語を何かを伝えたい理由は、ズバリ!誰とでも話したいからです。
そして話す必要があるからです。文法が学びたいわけではありません!
例えば、あなたがこんな話を聞いたとします。
パパは、今、メキシコに帰っています。 5日もかけてドライブで。飛行機代を節約するためです。 メキシコはマフィアの事件が横行していることで有名です。 最近もマフィア、カルテルの抗争が問題になりました。 彼女はメキシコのどこの出身かもわかりません。
この話題に必要な情報は何ですか?
まず、メキシコの基本情報
まず、メキシコの基本情報(カナダとメキシコの位置関係)でしょう。次にメキシコのマフィア・カルテルについて、少しは知っておかなければならないかと思います。
つまり知っておくべきは世界の様子?
カルテルとは、麻薬組織をあらわします。アメリカという広大な消費地の隣に位置するメキシコは、ずいぶん昔から違法な薬物の要所として君臨し続けてきました。そのため、殺人や強盗などの発生件数は日本の30倍を推移しています。
一方で私は、「マフィア=暴力団、カルテル=麻薬関係の何か」程度の知識しかありませんでした。
自分の知識量に関しては、ちょっとやそっとではどうにもなりません。でも、それすら質問に換えて会話につなげることが大事だと思います。
世界に出るといろいろな境遇の人に出会います。「かわいそうに」だけの感想では薄っぺらい人間だと思われてしまいます。また、そもそも会話が続かないので、自分も居づらくなってしまいます。事実を知って「どう思ったか!?」を英語で伝えることを常に意識しておきましょう。
英語と同時に世界に興味を持つのです!
「英語で勉強」 オススメの勉強ステップ
状況が少しでも理解出来たら、次は英作文です。自分の理解が正しいか!?という所から、さらに質問文ができるので、集中して英作しましょう♡
1:翻訳ソフトに英語で書き込む
翻訳ソフトの左側には、日本語で書き込んではいけません。それでは全く練習にならないからです。
それでも「まだまだ英作文に自信が無くて」という人も、そこに英語で書き始めるところから始めましょう。
そうすることで、持っている参考書の見え方も変わってきます。
例えば、「この主語を換えれば、使えるな。」とか「ここ助動詞があるから、句動詞は原形で~。」「他に簡単な言い回しはないかな?」とはどうでしょうか。
私が考えた例がこちら。
■Where are your family from in Mexico?
■What job did you do in Mexico?
■Is there a Mexican association in this town? In my case, there is a Japanese Canadian association.
■Sorry, I don’t have knowledge about mafia, have you also felt close to mafia in your life? If it was rude, I want to say sorry.
■You said you were an elementary teacher, do you want to teach something for Mexican kids in this town?
■How do your children feel about Canada or moving from their hometown?
2:Google先生に添削してもらう
次に、自分で作った英文はGoogle先生に添削してもらいます。まず、作った文章をGmai(メールの本文部分)かGoogle docに貼り付けます。そしてしばらく待つと、波線と共に、自分の文法上の間違いが表示されるので、これを直すのです。
ちなみに私の場合はGmailを使っています。
機械的に指示された部分は全部直しても良いかもしれませんが、私は確認しながら直しています。なぜならば、自分のミスの傾向が知りたいからです。
3:もう一度、翻訳ソフトにかける
面倒ですが、さらにもう一度翻訳ソフトにかけることをおすすめします。なぜなら、Google先生が誤認して教えたところを確認したいからです。
Google先生は、機械的にしか判断出来ません。だから、私達が選ぶ言葉が間違っていたりすると、謝った提案をしてくれることがあります。ここで少しでも違った書き方になってしまうと、翻訳結果も変わります。そこをチェックしてから提出しましょう。コンピューターは使う側にまわってくださいね(笑)
何はともあれ、再度日本語と英語を確認して、スムースな翻訳ができているかどうかを確認したら完成です。
日本人の英語力は、悪くないです
当地の、大学のESLの先生もおっしゃっていましたが、日本人の英語に関する基礎学力は決して低くありません。低いのは自信です。無いと言っても過言では無いでしょう。でも何かしら英語で伝えたいことはあるはずなのです。
英語は、日本語とは全く別の文法構造をもつ言語です。だから、難しいのはあたりまえ!
でも、話したいという目標や、話す状況を想像することさえできれば、どういうことを英語を使って伝えたいかが決まってくるので勉強もしやすくなるのでは無いかと思います。
まとめ
話の状況さえ決まってしまえば、とにかく英語で伝える訓練をしましょう。
SVO、SVOO…
何がSで、Vとはどんなものがあるか。例文のどこを入れ替えれば自分の言いたいことに活用できるのか!?つまり変わらないフレーズは何か?
そうするうちに、I think~、Could you please~など文章を始める部分(フレーズ)が自然と口をついて出てくるようになります。そしてスラッシュリーディングの意味もわかってくるようになります。
慣れると、英作文は本当に驚くほどスムーズにすすんでくるので例文の見え方すら変わってきます!
ぜひ、お試し下さい!
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