冬休みに読みたい ! カナダでよく見る英語絵本5選

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学習

今回は、カナダの幼児教育の場面でよく見かける英語絵本を5冊選んで、ご紹介します。

これを見ると、「なるほど!カナダの子どもはこんな本を繰り返し読みながら言葉(英語)を覚え始めたのか」がよく分かると思います。

また、に、読み聞かせ動画も合わせて用意しておきました。大人の予習・子どもさんと一緒に視聴するなどにご活用下さい。

こんにちは、Chizuです。カナダ・BCに住み始めて、もう6年になります。

子ども達は全くの「0」から地域の学校に通い始めました。その中で先生達から紹介された本や

図書館・書店でいつも見かけるような絵本を、教育者の目線でお伝えします。

子どもと冬休みにじっくり読みたい英語絵本

入学前の子どもと冬休みに読みたい英語絵本

Where’s Spot?(翻訳タイトル:コロちゃんはどこ?) by Eric Hill(著・イラスト)

これは、仕掛け絵本になっています。

Spot(子犬の名前)がご飯の時間にいなくなってしまいました。

お母さん犬は、いろんなところを探します。さて、Spotはどこにいるかな・・・?

どのページも「Is he~?」で始まります。また、同じ質問形式を繰り返すことで、フレーズとして定着させる狙いです。さらにSpotが隠れている場所を表す前置詞(in、under等)の使い方も学べます。

例えば「behind the door」なら、ドアの単語だけじゃ無く、”Behind” を、仕掛けをめくりながら繰り返して言えば良いのです。「”Behind”、”Behind”・・・これがdoorの”Behind”だね~。Spotいないね~。」と。

PAINT BOX by Alfred A. knopf 出版

Amazon JP先生の所にはありませんでした。これも、仕掛け絵本なので、小さな子どもが喜ぶ絵本です。

どのページも「I am ~」と自分のカラーの紹介をしていきます。そして色の名前を覚えながら、自己紹介のフレーズを勉強できるものです。最後のページでは「We are~」と複数形も学ぶ事が出来ます。

言葉と色を仕掛けを通じて知ることが出来るので、ウチの子ども達も何度も読みました!

Quick and Slow by Eric Carle(イラスト)

こちらも、Amazon JP先生の所にはありませんでした。

ページ毎に「Quick」と「Slow」の生き物が出てくるので、『何がQuickで何がSlow』なのかがよくわかります。

また、生き物の名前の頭文字が強調されているので、アルファベット自体にも視線を集めるようになっています。

私的には、この本は少し予習が必要でした(笑)なぜなら、あまり馴染みの無い単語が出てきたりするからです。でも、予習さえしておけば「ほら、この動きがLeapだよ」などと動きと共に紹介する事が出来るので、勉強になります。

Don’t push the button! by Bill Cotter(著、イラスト)

私も子どもも、この絵本が大好きです。数の表現方法や、口語的な言い方なども学べる本ですよ。

私も英語の朗読は下手くそなのですが、この本だけは、完璧に読めます(笑)

なぜなら、先生が子どもたちに読む様子を見せてくれたからです。

「どこを強調するか」「どこをゆっくり話すか」などのイメージを、そこから学んだので

とてもリラックスして子どもたちに読んで聞かせることが出来る本になりました。

この本と出会ったお蔭で、地元新聞の『読書キャンペーン』の紹介記事に親子で紹介してもらいました。面白おかしく読むには、少し練習も必要かも知れませんが、絶対に子どもが好きになる絵本だと思います。

奇妙な生き物「Larry」が『ボタンを押すなよ~』と言いながらも、絵に描かれたボタンを押すとどうなるのか・・・!?が描かれています。

特に、色や動詞、形など様々な単語を勉強出来るとても面白い本です。

 

Brown Bear, Brown Bear, What do you see? by Bill Martin Jr(著)、Eric Carle(イラスト)

各ページ、”Brown Bear”や”Red Bird”等と色と名前を合わせて動物を紹介しています。そして「What do you see?」「I see a~」と基本的な質問を繰り返しながら、その動物が見たものを説明します。

慣れてきたら、読めなくても子どもの方から話し出すかもしれませんね。

この本は、本当にどこにでもある本です。幼児教育の現場では基本的な本のようです。また、この動画もとても表情豊かに読んでくれているので、楽しく親子で視聴出来ますよ。

読み聞かせの効果(子ども)

絵本は、何度も何度も、読めば読むほど子ども達の脳を刺激します。

まさに「百聞は一見にしかず」です。

それはカナダであっても同じ事なので、先生達はいつも「本を読みなさい」と言っています。

そして絵本は、一種の疑似体験です。大好きな大人の声で、ゆっくりと、繰り返し、時には立ち止まり語られる絵本から、子ども達は多くのことを学びます。

例えばこんなものがあります。

・言葉(言語)には、まとまりがあることを知る

・場面に応じた表現方法(語り方)があることを知る

・絵を通じていろいろな語彙を手に入れる

・語り手の視点を考える

・キャラクターの心情を知り、自己に重ねる

・伝わりやすい話し方のスピードがあることに気がつく

・物語には構造(順番)があることを知る

英語絵本の読み聞かせって実は・・・

また、英語が話せるようになった人たちも口をそろえて言います。

「いろいろな表現方法を知るために、動画を見たらいいよ~。Friendsとか。」

その理由はこうです。

絵本で得られる効果と同じ(本が動画になっただけ)

・絵本には無い、自然な会話スピードと状況に応じた口語表現が得られる

そうです。読み聞かせは、大人がよくする学習法「聞き流し学習」と同じ物なのです。大人の聞き流しの場合、常に話してくれる相手が居るわけでは無いので、動画を見て勉強します。時には再生速度を変えたり声に出して真似ることの目的がこれでよく分かるのでは無いでしょうか。

まとめ

今回は、冬休みに親子で読みたいカナダでよく見る5冊の英語絵本をご紹介しました。まだまだ沢山本はありますが選ぶ時のポイントはここです。

・本自体が音声資料を持っているか、またはYouTubeに読み聞かせ動画があるか!?

日本語もそうですが、子どもであっても、ある程度なめらかに話さないと、絵本は飽きてしまいます。

しかし、音声資料があることで、大人はコピーしやすくなるので、非常に便利です。ぜひ、動画で確認してから本を購入されることをお勧めします。

 

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