スラッシュの場所について迷わない方法

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学習

スラッシュリーディングをするときに、スラッシュを入れる場所で迷ったことはありますか?

スラッシュって、「/」のことよね?
意味の通じる最小単位で英文を区切るって方法だよね?

知ってるけど、

きっとそんな人は、基礎ができはじめて、話すことに慣れ始めた人かも知れません。

でも、過去の「正解を知らなければ!という呪縛を感じ、不安から抜け出せないはないでしょうか?

私も、英語がアルファベットの羅列のように見えていた最初の頃は悩みました。

いつも「どこで区切ればいいのさ?そんなの教えてくれなきゃわからない!」と思ってました。

だから、まず良く文章を見るところからはじめました。

今でも英語は得意ではありません!

でもカナダで生活し始めて、子どもの勉強を一緒にし始めてようやくスラッシュの場所で悩む呪縛から解放されたので、その方法をお伝えします。

スラッシュの場所で悩む人はこんな人かもしれない

おそらく、スラッシュの場所で悩む人は自分の英語力に対して自信の無い人だと思います。

でもそれは実際に基本的な文法を知らないという事ではありません。

ある程度の基礎が出来ているのに、自分の決定や選択を信用出来ない人でなのだと思います。昔の私のように。

スラッシュを入れる場所は意味がとらえられればどこだって良いんです。

出来ないのですから弊害を先に心配する必要はありません。

まずはできるようになってから考えましょう。

とりあえず、もっとおおらかな気持ちでズバズバとスラッシュを入れていきましょう!

スラッシュ位置で悩んでいるなら

 私がスラッシュを入れる時に意識しているのは次の点です。

関係代名詞の前

関係代名詞の周辺はスラッシュポイントです。よく単語を見て、どの場所にスラッシュを入れればいいのか決めて下さい。

例えば【羊飼いと狼】

There was once a young Shepherd Boy who tended his sheep at the foot of a mountain near a dark forest. It was rather lonely for him all day, so he thought upon a plan by which he could get a little company and some excitement.

Aesop’s Fables by Aesop “THE BOY WHO CRIED ‘WOLF’”

これは日本でも有名なイソップ童話の【羊飼いと狼】の冒頭部分です。これだけ長くても、たった2文です(笑)

もしかしたらこれを見ただけで「おぉ…」と目がクラクラする人もいるかもしれません。

私の印象では、昔話の冒頭は結構長い文章で構成されているような気がします。

でも、問題ありません!

とにかくスラッシュを入れると、一文が短くなるので、飽きずに学習できると思います。

まずは、1文ずつ分けてみます。

There was once a young Shepherd Boy who tended his sheep at the foot of a mountain near a dark forest.

It was rather lonely for him all day, so he thought upon a plan by which he could get a little company and some excitement.

さらに、自分の思う場所にスラッシュを入れてみます

There was once / a young Shepherd Boy / who tended his sheep / at the foot of a mountain near a dark forest.

It was rather lonely / for him all day, / so he thought upon a plan / by which he could get a little company and some excitement.

・There was once=There once was/wereb「かつて~だった」昔話の始まりの定型文

・主人公は「a young Shepherd Boy」

・tended(tend)=世話をする

・ at the foot of a mountain near a dark forest.=位盛りの近くの山の麓

・It was rather lonely=かなり寂しかった

・for him all day=一日中

・thought upon (think upon)=思いを巡らせる

・he could get a little company and some excitement.=小さな群れ(仲間)を作って、何か興奮することが出来た

(この”Could”は難しい部分!こういう物は必ず先生に聞いて確認したいところ。)

ちなみに、DeepL先生の訳はこのようになります。

昔、ある暗い森の近くの山の麓で羊の世話をしている羊飼いの少年がいました。一日中、羊の世話をしていると、だんだん寂しくなってきて、何か仲間を集めて楽しく遊ぼうと考えた。

DeepLより

スラッシュの中身

ちなみに、私が今回スラッシュを入れたのはこんな部分です。

There was once / a young Shepherd Boy who tended his sheep / at the foot of a mountain near a dark forest.

It was rather lonely / for him all day, / so he thought upon a plan / by which he could get a little company and some excitement.

・There was once

・a young Shepherd Boy who tended his sheep 

・at the foot of a mountain near a dark forest.

・It was rather lonely

・for him all day

・thought upon (think upon)

・he could get a little company and some excitement.

このように、私の場合は意味をつかめるまとまりごとに分けています。

どうですか?それでもまだスラッシュを入れる場所が気になりますか?

スラッシュを入れる位置はココだっ!

実は、私がスラッシュを入れていた場所は、これらの文型を頼りにしました。

さらに、これらの文型は会話にも作文にも重要なので、必ず頭に入れておくと良いですよ。

1文型:SV(主語+動詞)
2文型:SVC(主語+動詞+補語)
3文型:SVO(主語+動詞+目的語(物・人))
4文型:SVOO(主語+動詞+目的語1(人)+目的語2(物))
5文型:SVOC(主語+動詞+目的語(人・物)+補語)
その他

最後に

最後にもう一度くりかえします。

スラッシュリーデングはそれほど難しくありません。

ただ、これまでの知識を複合的に活用することから気分的に距離を取ってしまうだけです。

まずは「シャッ!」と気軽に斜め線を入れてみましょう!

そうして今日から、スラッシュを入れた文章を眺めてみましょう。

これは、話すときにも有効なので、きっと開けてくる世界があるはずです。

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