子どもの文章力をのばすための具体的な日記の書き方

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子どもの文章力をのばすために簡単な方法があったらいいなぁ~と思ったことはありませんか?

これは、日本にいてもカナダにいても同じ親の悩みです。

この記事はこんな人におすすめ♪

・子どもに日記を書かせたいが、どうやったら良いのか分からない

・どこから文章力を指導して良いかわからない

・そもそも自分に文章力がないので、自信が無い

 

カナダの現地校に子どもを通わせている教育系ライターの「Chizu(ちづ)」です。

日々、子ども達が学校でどういうことどうやって学んでいるかを見聞きし、日本語で発信しています。

現在は、子ども達の日本語力の強化と、文章力アップのために、日記を研究しています。その中で発見したものすごい秘密をご紹介します。

 

 

1: 文章力をのばすための「日記を書く目的と書き方」

多くの人が、日記を書く前に「なんで日記なんか・・・」と思うようです。

 

そこで、日記を書く目的について調べてみました。

1.感情に気づく(自己理解)
2.脳の負担を軽くする(忘れても良いよと指示する)
3.自分の人生を振り返り、自分の成長や変化を確認する
4.日記は創造力を刺激する

日記の効果は、ハッキリ言って絶大です!

学校の宿題じゃ無いのだから、何を書いてもいいのです。

絶対にオススメです!

 

この4つのポイントについてもう少し調べてみました。

 

1-1.感情に気づく(自己理解)

 日記を書く目的は、「自分がその日何を体験し、どう感じたか」を記録することです。

これ!ここが一番大事なところなんです!

これは、自分の感情を改めて知ることにつながります。

もやもやとした映像のようだった記憶が、文字化されることで「あぁ、自分はこう思っていたのか!」と納得するのです。

そして、「なぜあの時こう思ったのだろう」と見返すことで、その原因を探ることにもつながります。

そうすることで、不安を避けやすくなったり、自分の望むものを手に入れやすくなるのです。

これが自己理解の手段だったのです。

 

もし、感情に気がつけないと・・・・・・

もしも、自分や他人の感情に気がつかないと、それはもう文章力以前の問題になります。

・イライラしても、問題点がわからないので、解決方法がわからない。

・相手がなぜそんな態度を取るのかわからない。

自分のイライラの原因がわからず、人や物にあたって解消しようとするかもしれません。

また、自分が何を言ったから相手が離れていったのかに気がつけないので、どんどん仲間から孤立してしまいかもしれません。

これらは、共感力(心の知能指数=EQ)ともいえるかもしれませんね。

心の知能指数=EQとは?

EQとは、Emotional Intelligence Quotientの略称で、自身や周囲の人達の感情を適切に察知し、うまく扱う能力のことです。

EQに注目が集まり始めたきっかけは、1990年代にアメリカの心理学者ピーター・サロベイ氏とジョン・メイヤー氏が、研究結果からビジネスにおけるEQの重要性を説いたことでした。

EQ(心の知能指数)とは?高い人の特徴や企業メリット、高める方法を紹介

上のサイト「EQ(心の知能指数)とは?高い人の特徴や企業メリット、高める方法を紹介」で紹介されている通り、感情は識別されなければなりません。

「今、自分は何に怒っているのか?」「このイライラは不安なのか、嫌悪なのか?」

ここに気がつかなければ、イライラは解消されません。

 

TVでおなじみ、私の大好きな尾木先生もこうおっしゃられています。 

自分の内面(感情)を見つめる練習が「日記」なのです。

 

 

1-2.脳の負担を軽くする(忘れても良いよと指示する)

日記はストレス解消にも役立つことでも知られています。なぜでしょうか?

まず、日記は不安やストレスを紙に書き出す作業です。

頭の中でグルグルと回っている感情や情報を「状況にあった言葉」と共に紙に書き出すだけで、脳はその処理から解放されます。

つまり「忘れても良いようにメモを取ること」と同じことなのです。

 

 

1-3.自分の人生を振り返り、自分の成長や変化を確認する

 私たちは、いつも同じようなことで悩んでいます。気がついていましたか?

自分でも忘れかけていた「なにか」は、日記を見返すことで簡単に引き出してくることができます。

そして「あぁ、またか……」と思いながらも、前回よりは素早く対応することが出来るのです。

外から見ている人は、あなたがスラスラできていることに驚くかも知れません。

でも、あなたにとっては、もう何度もやっていることだから当たり前なのです。

つまり、練習・習慣化するということ!

それは、語彙(単語)についても同じ事が言えます。

初めて習った単語は、使い方も分からないので、自分のものとは言えません。

でも、日記を書き続けることで、今まで馴染めなかった単語が「使える単語」へと進化するのです。

こうして語彙は増えて、文章力がアップしていくのです。

 

 

1-4.日記は創造力を刺激する

創造力といえば読書ですが、読書はインプットです。そして日記はアウトプットの理想的な姿です。

 

自由に想像し、表現することで、自分自身の思考力や表現力を高めることができます。

「どんな相手に会いたいのか」「どんな世界に行ってみたいのか」

自分の願望や理想の姿を、まだ聞いたことも無い言葉の組み合わせで表現することは、限りなく脳を刺激し、自分の可能性を呼び起こしてくれるのです。

 

 

2:日記の書き方

そう言われても、いざ日記を書こうとすると、なかなか大変です。

2-1.年齢別、日記に対する不安

まず、「子どもが思考や感情の表現が苦手だと感じる年頃」についてざっくり分けてみました。

小学校低学年から中学校低学年:【自分自身の思考や感情を言葉にすることが苦手】
中学生から高校生:【自分自身の思考や感情を言葉にすることが上手になり、自己表現の手段として日記を活用することができる】
大学生以上 大学生以上:【自己探求や将来への不安など、より深い思考ができる】 

前述の尾木先生が仰られてる国語力とは、正解が出るテストのようなものではありません。その世界にばかりとらわれていると、本当の国語力も心の知能指数も上がりません。

そうすると、学齢が若いほどつまづきやすくなるのです。

 

一方で、大人が「子どもの勉強を見てあげよう!」と意気込む年齢は、おそらく子どもが小学生の間でしょうか。

相手が中学生ともなると、勉強も難しくなり、「塾で勉強するから」と言って、親の入り込む余地はなくなってくると思います。

私は、子どもが小さい小学生の頃にしっかりと習慣づけする事をオススメします。

 

 

2-2.文章力をのばす書き方のヒントとテンプレート

誰でも知っている事かも知れませんが、日記には決まった形式はありません。

だからといって「自由に書きなさい」と言って書けるものでもありません。

それなのに、学校の先生も含め、大人の声かけは「自由に書きなさい」という場面が多いような気がします。

 

自由に書くには、相手がまだ幼すぎるのです。

そして、相手は圧倒的に文章に対する知識が不足しています。

 

だから、最低限の資料やテンプレートを用意してみるのはどうでしょうか。

 

日記とセットで準備しておくと便利な資料とテンプレート

・ひらがな、カタカナカード  ・学年別の漢字カード  ・8つの感情カード

・日記のレイアウト画像  ・5W1H  ・簡単な文章構成レイアウト  ・オノマトペ表

これらをぼんやりと眺めながら「今日は何について書く~?」と親子で相談するのです。

このとき、親はいろんな質問ができると思います。

良いコミュニケーションの時間になりますよ! 

 

2-3.親がインタビュアーになってみる

次に、子どもが日記のテーマについて悩んでいるときに、大人ができる質問についてご紹介します。

質問例
  1. 詳しく話してみてね。
  2. なぜそう思ったの?
  3. どうしてそうなったの?
  4. それはどういう意味なの?
  5. それはどう感じたの?
  6. もう少し具体的に話してみて。
  7. どうすれば良かったと思う?
  8. それに対して、どう感じた?
  9. 他にも何か思い浮かんだことはある?
  10. これからどうしたいと思う?

ポイントは、インタビューをするかのごとく、相手から自由な発想を引き出すことに集中するのです。

 

ふざけても大丈夫!絶対に怒ったり、強制したりすることなく、自由なテーマ設定を一緒に考えてあげましょう。会話の中でおもしろい言葉や表現が見つかったら、すかさずそれをすくいとるのです。

 

日記のテーマが決まったら

これらの質問は、書こうと思うテーマ(話の本質)からブレない説明(描写)に役立ちます。

イメージするとこういう感じ。

日記の構成例「釣り堀の店長は疲れた」

これは、ある日の息子の日記のテーマです。

 

ある日、息子は、イベントで「紙で作った魚を釣る」釣り堀の店長を体験しました。

その日記の、基本となる感情は「嫌悪」の中から【疲れて嫌だった】を選んだようです。

構成例

①自分が釣り堀の店長をすることになった背景について説明

②なぜ疲れたのか

③助けてくれた人は「バイトリーダーの○○ちゃん」(と呼んで紹介)

④「バイトリーダーの○○ちゃん」とやったこと

⑤それでもずっと話を聞いてくれないお客さん(小さな子ども)と、糸の絡まった釣り竿を直す作業ばかりで・・・・・・【疲れた】

 

私は、この「バイトリーダーの○○ちゃん」が特に気に入ったので、そこへ話がつながるように書くことが出来ないか、息子に質問をしました。

3:文章力をのばしたいけど……我慢!

子どもがまだ小さいうちは、文法的な間違いなどチェックするところは山のようにあります。

ここで大事なことは、「文章を書く上での基礎的なルールやテクニックを教えること」ですが、大事な事がもう一つあると思っています。

それは、やりすぎないことです。ここで試されているのは大人の忍耐です!

 

絶対にさけたいのは……指摘しすぎないこと

この場合、親は新聞の校正者ではありません。子どもと良好な関係で日記を書いていこうと思っているサポーターです。

だから、絶対に間違いを指摘しすぎないようにしなければなりません。

時には、一緒に「よし、辞書(ネット)で確認してみよう!」と提案してみるのはどうでしょう。

たまには、一緒にYouTubeを見てみたらおもしろいかも知れませんよ。

 

そして、「親だから何でも知っている」という仮面は、初期の段階で脱ぎ去っていたほうがあとあと楽です。 

ちょっと不安な言葉の使い方は、「う~ん、お母さんも怪しいから確認してみよう」と、確認の仕方を教えてあげるのも一つの方法です。 

ここでのポイントは、「知らないこと」よりも「知らないことを調べること」です。

知らないからと言って、相手を馬鹿にしていてはいけません。また、そういう態度を許してはいけません。

まずは、「大人でも知らないことはある」と認めて手本を示すことが大事です。

 

 

4:添削指示は簡潔に

どのように改善すれば良いか、一緒に考えるのは、思った以上に大事です。そして、割と子どもは楽しんでいます。

一見、聞いていないような態度をとったとしても、放っておきましょう。案外聞いてます。

 

それに、私たちブロガーも、自分の記事に反応があると嬉しいものです。

3つ褒めて1つ改善点を伝えるくらいのほうが、我が家の子ども達には効果的でした。

このとき、添削指示は、簡潔に書き込んであげる方が相手の意識に残りやすかったのでオススメです。

 

 

5:文章力をのばすため、次回の日記を書く前にすること

前回添削した部分は、本人も忘れているかも知れません。

怒ってはいけません。我慢です。

 

だから、ノートを開いたときに「この前はどこを直すって話をしたっけ?」と忘れているふりをして確認してみましょう。

そうすることで「あぁ、そうか」と本人も思い出すことができます。

 

絶対に強制しないことが大切です。やる気をそいでしまったら、サポーター(大人)の負けです。

 

 

「子どもの文章力をのばすための具体的な日記の書き方」最後に

日記を毎日書いていると、いろんな発見があります。

それと同時に、確実に文章力は改善されている手応えを感じます。

特に私の息子は毎回、その時の「感情」を決めてから、書き始めるようになりました。

感情に意識をむける習慣がついてきたのです。そうすると、こちらも読んでいて楽しくなってきました。

 

娘はまだ1年生で、すぐに気分が変わってしまうので、親としては忍耐の時期です。

 

でも、子どもが、何を見て、どう感じたのかを知ることができたのも日記のお蔭です。

それだけでも十分にやって良かったと思っています。

是非お試し下さい。

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