Gelli Artsというものを知ってますか?いわゆる、版画なんですけど、これがとっても面白いのです。
Pintarestで出会ってから、おもしろいほどはまってます。
Gelli Artsとは
まずは、メーカーの作った紹介動画をご覧下さい。
実際に触った感じは、分厚くて、すごく柔らかいシリコンパッドのような印象です。そして、表面はとてもしっとりしています。
ここに、いろいろな絵の具(アクリル絵の具や透明水彩絵の具)を『垂らし(適当にのせる)』て、ローラーやブラシでのばすのです。
ちなみに私はまだローラーを持ってないので、ブラシを使っています。
実際にやってみて

■ブラシで塗ったものです。そのため、筆筋がくっきり見えて、これはこれで味わい深い物になっています。
■左下の欠けている部分は2回目の部分です。最初にあの部分だけ「色を写し取って」みました。「全体は1回目ならこれくらいの濃淡で、2回目にもなるとこれくらい薄くなる」という例です。
(筆バージョン)
見て分かるとおり、2回目にもなるとかなり色は薄くなります。それほど、このシートは1回の色移りがしっかりしています。
そして色を写しとった後は、ほとんどの絵の具が残っていない状態なので、片付けるまで何度もそのまま使う事が出来ます。
Gelli Artsの可能性
誰もが簡単にできるGelli Artsですが、例えばこんなことができます。
■Tissueを使って(運動会の紙の花みたいな「ちり紙」です)

私は、半紙も使ってみました。シートにしっかりとくっつき、水分量が少なすぎると、剥がれにくさすら感じました。水分量はポイントですね!
■ステンシルのように使う

ステンシル用の型紙の他、自然の葉っぱなどを使う事も出来ます。
■ホットグルーガンでオリジナルパターン

これをプレートの上に置き、色を塗って、剥がせば、オリジナルの模様ができあがりますね!
注意)直接ホットグルーガンをGellie plateにのせるのは素材の劣化・破損にもつながりますので止めておきましょう。
■Gelli Artsで作った版画を使って、Art Journal Bookの背景に

■スクラップブッキングの素材に

これが超おすすめです。買ってきたシールを使うのではなく、オリジナルの版画のいろいろなパーツを使った方が、より特別感が出ませんか?
さいごに
さいごに、アートはキレイな物を買ってきて作って眺めるだけではありません。
自分で『無から有を生み出す』ようなものです。何度も版を重ねて、オリジナルの版画を作りませんか?
ちなみに私は、このGellie artsのシートを使って、オリジナルの「好きな言葉カード」を作っています。

台紙は、お菓子やビールの箱です。
プリント部分を丁寧に剥がして、紙を貼り付けた上に好きな言葉をかき集めて、眺めています。
そして、そこに書く言葉は、いろんな分野から集めています。
占いだったり有名な人の言葉だったり。
特に占いは良いですね。週の占いでも「ビビッ」っときた言葉はメモしておきます。
そして、それが『なりたい自分の姿』をイメージしたような言葉だったら、このカードに書き写すわけです。
これは、自分の理想を言語化した物でもあるので、誰かに夢を語るときにも使えます。
それではまた!
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