英会話は3行(3文)で返すことを意識する事が大事です。そしてこの話し方を意識するだけで、YesかNoかだけで終わっていた会話は格段に長くなるので、自分の自信にもつながります。
特に、この1文目はとても重要な部分です。そして、Yes (No)はこの部分に入ります。最初にこれらのフレーズを入れるだけで、ほんの少し、初心者レベルから抜け出せますよ。
なぜ、3行で返す(3行リプライ学習法)必要があるのか
まず、3行のうち1文目(1行目)に簡単な(お決まりの)フレーズを持っておくことで、その後の言葉にほんの一瞬ですが、余裕が生まれます。この一瞬の余裕が本当に大事です。
一般的に、まだ英会話に不慣れな人にとって、相手が話し始めた瞬間から、緊張具合はMaxになります。そして、落いて聞き取るなど…不可能です。
とりあえず、何とかして話の意味が分かったとして、自分の意見を言う前に、まず最適なタイミングで「相づち(同意か不同意か)」を入れてあげましょう。そうすることで、相手は安心し、自分も話す準備が少し出来るはずです。
3行リプライで会話のラリー【3行リプライの目的】
例えば、会話はよくテニスのラリーにたとえられます。
最適と思われるポジションに、先回りし、返球する。
そしてその時は、頭の中で色んな事を考えています。
そのボールをどこで受けて、どこへ返すべきか。
瞬時に頭の中ではこれらを計算しています。
でも、確実に相手は「この辺に返してくる」と予想できるだけで、心配の材料は一つ減るのです。
一方で、会話にも同じことが言えます。
「相手が質問してきたら、まずこう返す」
そして、「自分の意見を述べて」から「あなたは?と聞き返す!」その繰り返しです!
この感覚を定着させることが、会話に対する心配を無くす【3行リプライ会話方】の目的です。
同意を示す会話・最初のフレーズ25パターン
以下のフレーズは、3行で返事を返す際の、1文目(1行目)の短い返事です。2~3 words程度で言い切れるフレーズを覚えておいたら使いやすいです。
同意を示す最初のフレーズ(会話を3行で返す時の1行目=相手の話をうけて)
1:Yeah. | うん、 あぁ、 |
2:Right. | 正解、あぁ、 |
3:I totally (agree) | 全く同感、 |
4:Exactly | まさに |
5:I got it. | わかった |
6:You’re right. | あなたは正しいです |
7:That’s true. | それは本当です。 |
8:Absolutely. | 絶対 |
9:I’m with you. | 同感です。 |
10:I feel the same. | (私も)同感です。 |
11:I couldn’t agree more! | これ以上同意できません。=凄く同意します。 |
12:Me too! | 私も! |
13:Awesome! | 最高! |
14:(That’s) for sure. | 確かに |
15:No doubt about it. | 間違いなし |
16:That’s exactly (same) what I think. | まさにそう思います。 |
17:I agree 100%. | 100%同意 |
18:Sounds good. | いいですね。 |
19:I had that same idea. | 私も同じ考えでした。 |
20:That’s exactly how I feel. | まさに同じ事を感じます。 |
21:Of course. | もちろん |
22:Sure. | もちろん |
23:So I do. | だから私はそうする。 |
24:Definitely | 絶対、確かに、間違いない |
25:You got it. | やったー!、 よっしゃー |
相づちを入れるときの注意ポイント
一方で、これらの同意を示すフレーズは相づちのようなものかも知れませんが、多用は禁物です。
なぜなら、日本のように話の途中で「うんうん」などと入れるのは嫌がられます。まずは、相手の順番が終わってから、これらのフレーズを使って話し始めると良いでしょう。
また、相手の質問の中で重要そうなキーワードを聞き返すのもありだと思います。なぜなら、それが話しの中で最も大事な部分で、相手の知りたいところだからです。
3行目(3文目)は相手の意見を聞く
ところで、会話の時は相手の意見にも耳を傾けなければなりません…と言うよりも、相手にも話しを振らなければ会話が成り立ちません。
そこで、この3行目(3文目)は「How about you?」や「What do you think?」「Is it true?」などと質問で自分の順番を終えてみましょう。そうして相手から返事が返ってくるだけで、小さいようだけれど大きな一歩は達成です!
会話ときのポイント
会話するときは、次のことに気をつけましょう。
相手の(目を)見る
まず、私の場合、目を見て話すことは、最初からハードルが高かったです。なぜなら、私の人生の中で、アジア人も含めた他の言語を話す人と話したことがほとんど無かったからです。
表情は大事
次に、目や口元の動きは意外に重要です。結構目元から伝わる部分は多いと思って下さい。また、口元は、滑舌の良さにつながるので、しっかり動かしましょう。
ボディランゲージは理解を助ける
また、ボディランゲージに頼りすぎてはいけないと思いますが、無いと伝わりにくい場合があります。例えば、間違ったワードを選んでしまった場合や、発音が悪かった場合などです。
そんなときでも、もしボディランゲージさえついていれば、相手が悩むこと無く想像しやすくなります。そうすると、相手の会話・思考のペースを乱さずに話すことが出来ます。つまり、焦ったときでも、名詞のられつとボディランゲージで切り抜けることすら可能だということです。
イントネーション
そしてイントネーションも大事な部分です。そもそも、抑揚を付けて話すことになれていない日本人は多く、ここを意識するだけで流暢レベルがグッと上がることを知りません。
そして効果的なイントネーションの練習には断然動画から学ぶ事が最短ルートです。ただ、それがどんな「相づちか?」が分かるようになっていないと、最初は難しい思います。まずは最初は学習者用に編集された動画を参考にして真似をしてみると良いと思います。
3行で返す英会話!最初のフレーズ25パターン・まとめ
いかがだったでしょうか。3行で返せそうなイメージはつきましたでしょうか?3行リプライ学習法は、「見て」「打ち返して」「次に備える」という勉強法です。一度お試し下さい。
最後に、英会話は備えておくだけで、その余裕度は格段に違います。いろいろなパターンを準備して、英語日記に記録しておいて下さいね。
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