【低学年】作文を書くときのお助け4つのアイデア

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日記の書き方

この記事は、子どもが自分の力で作文が書けるように、話しかける目線で書いています。

子ども達に話しかけるときの参考にしてもらえると幸いです。

 

登場人物:しんちゃん どんな子か:小学1年生の男の子、やさしくてがんばり屋さん

作文を書くこと:作文を書くのは好きじゃない 

 

作文はね、自分の頭の中にある気持ちや考えを書き表すものなんだよ。

むずかしそうに思うけど、誰にでもできるものなんだ。

でも、もし書くのに困ったら、この記事を参考にしてね。

しんちゃん
しんちゃん

はぁーい!

作文を書く前のアイデア

 

まず、最初に、ノートを決めよう!

自分の好きなノートをえらんでね。

ノートに限らず文房具は書くことのモチベーションアップには欠かせません。

文房具は”文豪”具だと思って、一緒にお気に入りの文房具を選んでみてください。

 

「何について書くか」に困ったときのアイデア

 

一番最初にここを悩むよね~

わかるわ~。Chizuさんもそうだもん~

今日あったことから、何か選んでみよう!

 

次に、子どもはこのテーマ選択にもの凄く悩みます。

もしもなかなか見つけられないようなら、過去、未来、想像の中から選んでみたらどうでしょうか。

とりあえずこの中のどれかから時期をえらんで、テーマをきめたらいいよ。

特に、想像は「あんなことがあったらいいなぁ~」というものを書いてみよう。

 

書くことが決まっても、どう書けばいいかわからないときのアイデア

 

書くテーマは決まったんだけど、その出来事のどこの部分を書けばいいかわからない?

じゃあ、その時に感じた気持ちで一番近いものは何かな?

それは、怖かった?ワクワクした?

一番、自分の気持ちにピッタリのものを探そう!

 

研究によると、人の感情は6つに分けられるようです。(エクマン理論

 

じゃ、しんちゃん。

6つの気持ち(感情)を見て、書きたい場面を想像してみよう。

今日の作文でつたえたい気持ちどのグループかな?

 

6つの気持ちグループ

喜び、 怒り、 嫌悪、 恐れ、 悲しみ、 驚き

 

6つに分けられる「気持ち」の意味

それらの6つの気持ち(感情)について、「goo辞書」を使い、あらためて意味を調べてみました。

知っている言葉でも、辞書でもう一度意味を知るのは良い勉強になるね~。

 

幸福:満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。

怒り:おこること。いきどおり。立腹。

悲しみ:悲しむこと。悲しい気持ちや心。または、悲嘆。

嫌悪:憎みきらうこと。または、強い不快感を持つこと。

驚き:驚くこと。また、驚くべき事件・事柄。

恐怖:おそれること。こわいと思うこと。また、その気持ち。

 

なぜ気持ちを選ぶのか

自分の気持ちを言語化する事は、思ったより大事な事です。

また、カナダの現地校に通う私の子ども達も、幼稚園から一年生くらいの時に「今の自分の気持ち(感情)」を表す事を学びました。

気持ち(感情)の種類や語彙を学ぶことは、読解力や、共感力にもつながります。

まずは6つの中から選んでみましょう。

そして次は、それぞれの学齢に応じた表現の中から選んでいくと良いかと思います。

 

気持ち(感情)を選んだけど、そのあとがわからないときのアイデア

作文は自分の気持ちを表現すること

 

6つの気持ちグループ

喜び、 怒り、 嫌悪、 恐れ、 悲しみ、 驚き

6つの気持ちグループから1つ選べたら、その前後を詳しく思い出すんだよ!

その前後って何?

気持ちの前後

<前>なぜそんな気持ちになったのか

<後>そんな気持ちになった後、どうなったのか

気持ちは、類義語も使って説明するとさらに伝わりやすいよ。

作文で自分の気持ちを表現するときの例

例1:喜び

プレゼントをもらえて嬉しかった。

はこの中には、ぼくがどうしても欲しかったプレゼントが入っていたので嬉しかった。だからその夜は、プレゼントをまくらの横において寝ることにした。

 

例2:怒り

お姉ちゃんとけんかしたから、もうおやつはわけてあげないことにする。

ぼくは、お姉ちゃんと同じゲームのワールドで遊びたかったのに、お姉ちゃんはどうしても僕と遊んでくれなくて、ぼくは思わず「お姉ちゃんのいじわる!」と言ったらけんかになってしまった。だから、今日のおやつはもうわけてあげないことにした。

 

例3:嫌悪

ぼくはきのこがきらいだ。

ぼくはきのこのにおいがするだけで気持ちが悪くなる。がんばって食べようとしたらオエッっとなる。あのぬるぬるしたところがだいきらいだからだ。でもお母さんが夜ごはんにきのこをまぜていた。だからお母さんに「きのこはのこしていい?」ときいてみた。

 

例4:恐れ

ゴーカートの運転はこわかった。

初めてゴーカートの運転をしました。ゴーカートは車なので、アクセルとブレーキがあります。ぼくはお母さんみたいに上手にうんてんできると思っていました。でも、アクセルをグンふんだら、ビューッと自分の車が前に進んでびっくりしました。ぼくの車はとても速かったように感じました。そして止まろうとしたとき、「止まらなきゃ!」と思ったのに、何度ブレーキをふんでも止まれなくて泣きそうになりました。あとでスタッフのおじさんがこわい声で「おい、アクセルから足をはなさんとブレーキふんでも止まれんのぞ!」と言いました。初めてのうんてんはとってもこわかったです。

 

例5:悲しみ

ミドリガメがいなくなって悲しかったです。

ぼくは家でミドリガメをかっています。名前はカメカメです。カメカメは、夜店に行ったとき、はじめて「カメつり」をしてつれたカメです。ぼくはカメがつれてとてもうれしかったから、だいじにだいじにそだてていました。でも、今日見たらかごの中にいませんでした。お母さん「たぶん、石の上にのぼるとかごから出られる気がついたんだね」と言いました。ぼくはだいじなカメカメがいなくなって本当に悲しかったです。これからは、生き物がかってに外にでてしまわないように気をつけようと思いました。

 

例6:驚き

カナダのいとこが帰ってきてびっくりしました。

ぼくにはカナダにすむいとこがいます。なまえはゆーくんと、えーちゃんです。ぼくたちはいつも週末になると、一緒にマインクラフトをしています。ゲームをするときは、ビデオでんわで話しながらゲームします。だから、ちかくに感じていました。でも、ゆーくんたちはカナダにすんでいるから、ゲームいがいのことはいっしょにできません。ところが、ついにゆーくんたちが帰ってきたのです!ほんもののゆーくんはとっても大きくてビックリしました。たった1ヶ月でもどってしまいましたが、また会いたいです。

 

自分で作文を書くときのお助け4つのアイデア・まとめ

さいごに、もういちどまとめて紹介するからね。

自分で日記を書くときのお助け4るのアイデア

①お気に入りの文房具を準備する

②書くことにこまったら、過去、未来、想像の中からえらぶ

③書くことが決まっても、書き始められないなら、6つの気持ちにあてはまるものから書く

④「えらんだ気持ち」を感じたときの前後はくわしくせつめいする。

こんなところに気をつけたら、おもしろい作文ができると思うよ!

がんばってみてね。

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